こんにちは、うちだです。今日も寒いですね。「給与支払報告書(個人別明細書)の提出期限が迫ってきたのに、手が進まない」と感じていませんか?用語の意味や書き方のポイントを押さえてしまえば、割とあっさり仕上げられます。今日は、「給与支払報告書(個人別明細書)」の分かりにくいところを、簡単に解説しました。
Contents
給与支払報告書とは?
給与支払報告書と様式
従業員それぞれの給料+賞与(=給与)の1年間の支払をまとめた書類で、以下のように4枚複写になっています。
- 給与支払報告書 (個人別明細書)緑色→市町村へ提出
- 給与支払報告書 (個人別明細書)茶色→市町村へ提出
- 給与所得の源泉徴収票→税務署へ提出
- 給与所得の源泉徴収票→従業員へ渡す

給与支払報告書
給与支払報告書の提出義務
例えば平成29年度(1月1日〜12月31日)の場合、平成29年12月も平成30年1月も給料+賞与(=給与)を継続してもらっている従業員がいれば、提出しないといけません。
妻・夫が、自分の事業をもっぱら手伝ってくれている場合(=「専従者」)も、提出する必要があります。
また、退職して年度末時点では在職ではない人も、その人への給与を年間で30万円以上払っていたら、対象になります。
誰の提出義務があるのかは、以下のフローチャートを参考にしましょう。
【年末調整をした場合】

給与支払報告書(個人別明細書)の提出義務判定フローチャート
【年末調整をしなかった場合】

給与支払報告書(個人別明細書)判定フローチャート(年末調整をしていない場合)
給与支払報告書総括表とは別
給与支払報告書総括表は、従業員みんなへの給与をまとめた情報です。
一方、給与支払報告書(個人別明細書)は、従業員「それぞれ」の給与に関する情報です。
名前はよく似ていますが、別々の情報・資料です。
給与支払報告書とマイナンバー
給与支払報告書(個人別明細書)を提出するときは、以下のものも合わせて持っていきましょう。
- 個人番号カード
個人番号カードを持っていない場合は、以下の書類です。
- 個人番号の通知カード
- 運転免許証などの身元確認書類のコピーまたは見せる
給与支払報告書の書き方
給与支払報告書(個人別明細書)の書き方のポイントは、以下の通りです。なお、図は3つに分けて書いているので、3つとも確認しながら書き進めるようにしましょう。

上半分:給与支払報告書(個人別明細書)の書き方

給与支払報告書(個人別明細書)の書き方2番目

給与支払報告書(個人別明細書の書き方)最終
まとめ
給与支払報告書(個人別明細書)は専門用語が多いので、「書き方」のところを見ながら書き進めていきましょう。
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