ブログを書こうと思っていざ手をつけたけど、「何からどう書けばいい?」って悩んだことはありませんか?書き方に絶対のルールはありませんが、「読者が読みやすい(記事から離脱しにくい)型」はあります。そこで今回は、ブログの記事構成の作り方を、実例付きで簡単に解説しました。
ブログの記事構成
ブログを書くときは、「キーワード」と「記事を書く順番」の2つを意識します。
そうすると、アクセス数や記事の滞在時間に大きな差が出てきますし、それが読者の満足感につながります。
狙うキーワードを決める
何かを調べるときに、グーグル検索窓へ「〇〇を知りたい」って文章でいれる人は少なく、たいていは「キーワード」をグーグル検索窓へ打ち込みます。
ですから、ブログ記事を書くときは、記事構成を書く前に「狙うキーワード」を決める必要があります。
「結論→理由→具体例」の順に書く
ブログ記事は読者に向けて書いているのですから、「読者が知りたいこと」をまず最初に持ってくるのが効果的です。
だーっと文章が書かれているけど、「結局何が言いたい?」では、最後まで読んでもらえないからです。
「まず最初に結論」。
この形がおすすめです。
あと、読者が記事を読んでいて「ん?」って思わせちゃうと、記事から離脱されてしまいます。
つまり、「〇〇です。それは△△だからです」みたいな、文章の流れも欠かせません。
文章の流れの淀みは、読者の違和感につながり、離脱されてしまうからです。
今日は、『文章の流れ」をまとめてみました。
ブログの記事構成の手順を具体例とともに解説
ブログの記事構成の手順
「1. ブログを書く準備」と「2. 記事の構成を作る」の2つです。
1つ目は「狙うキーワードを決める」をメインにした作業で、2つ目は「記事の文章の順番・流れ」をメインにした作業です。
1. ブログ記事を書く準備
(1) 狙うキーワードを決める
ブログを書くときは、実際に書き始める前に「どのキーワードを狙うのか?」を決めるのが重要です。
読者は、キーワードをGoogle検索窓へ打ち込んで読む記事を探すからです。
狙うキーワードも、「ブログタイトル」といったビッグキーワードよりも、「ブログタイトル 付け方」といった競合サイトの少ない「ロングテールキーワード」を狙って記事を書いていきます。
https://uchida016.net/open-blog-site-and-keyword/
(2) タイトルと導入文を書く
ブログ記事の顔とも言えるのが「タイトル」と「導入文」で、ググると以下のような画面になります。
紫のところが「ブログタイトル」で、黒で書かれた説明が「導入文」で、狙ったキーワードをここへしっかり入れていきます。
目をこらすと、キーワードが「ブログタイトル」と「導入文」に入っているのがわかります。
なお、ブログタイトルはキーワードを詰め込めばいいというわけではなく、読者が「ん?👀」って感じで、目に泊めてもらう必要があります。
(3) 見出しを決める
ブログ記事の骨格ともいえるのが「見出し」で、以下の2つに気をつけてブログ記事の骨組みを作っていきます。
- 狙ったキーワードを入れる
- 読者が記事を読まなくてもわかるような見出しをつける
見出しは好みの問題でもありますが、積極的に入れていく方がいいですね。
ひたすら文字がダーっと並んでいる記事よりも、見出しがこまめに付されている方が、全体を理解しやすいですし、読む気が起きます。
(4) 目次を作る
可能であれば、目次を入れるのが読者にとって親切です。
WordPressであればプラグインを使うと、目次を簡単に入れることができます。
うちだが使っているのは、「Table of Contents Plus」というプラグインです。
2. ブログ記事の構成を作る
(1) まずは結論 そして理由
読者は、「〇〇ってなんだったっけ?」「〇〇について知りたい」と思いながらブログ記事へやってきます。
だから、最初に「〇〇ですよ」と書きます。
すると読者に「あ、この記事かも」って思ってもらえます。
その上で理由です。
意味もなく「〇〇です」って書いても、読者は「なんで?」となってしまうからです。
とにかく読者に「?」「違和感」を感じさせないのが、文章の流れです。
例えば、「twitterで何をつぶやけばいいか?」みたいなトピックを取り上げるとします。
そしたらブログ記事のスタートは、
「自分の本音をつぶやきましょう」「良いものはいい」が結論で、「キャラ作りはいずれ見抜かれるし、失望されて逆効果」が結論になります。
(2) 具体例
結論と理由だけだと読者に「理屈はわかるんだけどね・・・」って思われるかもしれません。
なので、次に「僕は〇〇して〇〇でした」みたいな、具体例を添えるとより説得力が増します。
(1)のトピックの続きを例に挙げると、「自分のツイート」をピックアップして「本音でつぶやいている」ことを示します。
その上で、フォロワー数やリツイート数などなんでもいいので、「本音でつぶやいても、しっかり増えていく」ことの証拠を示せば、「自分の体験談」が立派な具体例になります。
(3) 反論の予想と結論をもう一度
うちだもそうですが、記事に説得されてそのまま鵜呑みにはしないのが普通です。
なので、「〇〇って思ってますよね?でも〇〇だからやっぱり〇〇ですよ」みたいな、締めの結論を理由とともに書くのが、読者の頭に残りますから、効果的です。
同じく(1)の例にのっかると、以下のような論法で、ブログ記事のまとめを書きます。
「ツイッターなんて、テクニック重視でツイートしていけば、バンバンフォロワーついてくるよ」って思ってませんか?
ツイートを読んでいる人は少なからず「ツイート主の人柄」を見ているので、やっぱり「本音」が一番ですよ。」
ブログを書くときの注意点
「キーワードを決めて記事構成考えたらいい」だけではなく、いくつか注意点もあります。
(Check1) 読者は誰?
ブログ記事は誰宛に書かれたのかのイメージも、非常に重要です。
例えばブログ記事の書き方も、「初心者向け」なのか「経験者向け」なのかによって、記事の内容はもちろん、キーワードの選び方も変わってきます。
(Check2) 読者の知りたいことを書く
書きたい欲が出てくることを抑えて、イメージしている読者が知りたいことを書いていきます。
「書きたいことよりも知りたいことを書く」
これを意識すると、滞在時間に変化が出てきますよ。
(Check3) 簡単にわかりやすく具体的に
むつかしい専門用語が盛りだくさんに書かれている文章って、なんだかとっつきにくいですよね。
なので、「初心者」とかの「専門家じゃない人」をターゲットに書くのなら、「簡単にわかりやすく」を意識します。
また、「言いたいことはわかるんだけれど・・・」とならないように、「具体的に」書きます。
例えば、「確定申告書の書き方は〇〇に書いてます」ではなく、「〇ページの〇〇明細書の書き方は以下のとおりです」って書いて、スクショも添えると、全く親切度が変わってきます。
まとめ
やっぱり結論が一番最初
「ブログ記事は思いのままに書けば良い」。
それも一つの考え方です。
ただ、読者の方に喜んでほしいと思って書くのなら、読者の方が違和感を極力感じないように書いていったほうが喜んでもらえると思います。
その点では、やっぱり結論から書き始めるほうが、読者の違和感が少ないでしょう。
記事に入っていける感があると思うからです。
補足
書き終わったら、「自分が他人だと思って読んでみる」。
そしたら、色々見えてきます。
「あ、誤字見つけた!」とか「ここ意味わからない」みたいなのが。
かなり、おすすめします。
おすすめの本
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