「ブログ記事をたくさん読んでほしいのに、なぜターゲットを絞るの?」って思った人いませんか?矛盾に聞こえるかもしれませんが、アクセス数を増やしたければ読者を誰にするか極力絞ることで特定の人に決めるのがベストです。今日はターゲットを絞る効果をまとめました。
ブログ記事の読者は誰か決める
「たくさんの人に読んでほしいから、読者は絞りたくない」
自然な感情です。
でも、ブログの世界に限らず逆効果なんです。
例えば食べ物を考えてみてください。
洋菓子のような濃厚な甘さが好きな人もいれば、和菓子のような控えめな甘さが好きな人もいます。
その2種類のターゲットの欲求を満たそうとすれば、「濃厚」でもなく「控えめ」でもない甘さを目指すお菓子を作らないといけません。
それは文字どおり「濃厚でもなく控えめでもない」お菓子になるので、結局は濃厚な甘さが好きな人の欲求も、和菓子のような控えめな甘さが好きな人の欲求も「完全には」満たすことができなくなるのです。
つまり、ターゲットを広げようとすればするほど、鋭さというか痒いところをピンポイントで掻くというビンゴ感が薄れていくのです。
ビンゴ感が薄れると、読者の興味は薄れて読まなくなりますし、何よりも検索に引っかかることはありません。
不思議なもので、逆に特定の読者へ強烈に訴えかける「体験談」のような記事は、思わず「読んでみよう!」という感覚になります。
だから勇気がいるかもしれませんが、いろいろ調べた上で「ターゲットはこの人たちだ!」と思ったら、絞りに絞るのです。
例えば、「30代の子供が二人いる子育て中で、あまりお金がない専業主婦」というくらい絞りまくるのです。
アクセス数を増やすにはターゲットを絞る
絞りまくるとどういう効果が出てくるのでしょうか?
ブログ記事は、読者の悩みを解決したり読者にとって得なことを書けば、アクセス数がアップしますし、読者の滞在時間は長くなります。
ターゲット読者を絞ると、読者の悩みや読者が得をしたいことがどんどん明確になっていくという効果があります。
例えば、さっき例に挙げたターゲットの特徴を列挙してみます。
- 30代の女性
- 子供が二人いて子育て中
- あまりお金がない
- 専業主婦
子供が二人いて子育て中となれば、ターゲットの女性は「日中にまとまった時間が取れない」という制限がかかっています。
つまり、「自由時間が欲しい」とか「隙間時間でできることを知りたい」とかの欲求があるのです。
また、「あまりお金がない」女性なので、「お金のかかる商品・サービスは買いたくない」と思っていますから、高額商品を売りつけても逆効果です。
「専業主婦」ですから、「通勤中にできること」という記事は書いても、ほぼ読んでくれません。
こんな感じで、読者ターゲットを絞ると、「欲求」や「苦痛」がどんどん明確になって、何を書けば読んでくれるかが理解しやすくなっていく効果があります。
続きは10月16日に更新しますね。

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